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005:乗(田道ゆわ)
004:疑(田道ゆわ)
003:公園(田道ゆわ)
002:暇(田道ゆわ)
001:春(田道ゆわ)
題詠blog2010参加させていただきます(田道ゆわ)
田道ゆわ(タミチユワ)
晴耕雨読(詠)。自分の世界で、井戸掘りしてきます。
よろしくお願い致します。
晴耕雨読(詠)。自分の世界で、井戸掘りしてきます。
よろしくお願い致します。
2010年01月18日 Posted by yunta at 15:16 │Comments(0) │題詠blog2010
題詠2009:降りてゆくとき
題詠2009:降りてゆくとき
001:笑
ひらひらとこぼれる笑顔魂の夜明けに脱いだ衣みたいに
002:一日
ジェット機と電車と船と乗り継いだって届く気がしない一日の距離
003:助
笑っちゃう内助の功だっていうのどっちが内でどっちが外よ
004:ひだまり
金木犀猫がまどろむ庭先のむしろの上でひだまり背伸び
005:調
どんぐりの屋根に落ちたる調べにはトトロじゃなくても笑顔こぼれて
006:水玉
こおろぎも揺れる葉の上水玉も飲むより先に鏡のぞいて
007:ランチ(yunta)
籾殻を集めてみればおままごと野花の色どりランチプレート
008:飾
曼珠沙華黄金の稲穂縁かざり深紅の色は祈りにも似て
009:ふわふわ
あんなにも汚れ傷つき破れてもふわふわと舞う魂の強さ
010:街
街路樹の落ち葉いつしか吹きだまりアスファルトの上山は遠くて
011:嫉妬
手のひらに残る爪痕知らないから嫉妬なんか握りつぶして
012:達
空高く達する命浄化してそしていつかは生まれ変わって
013:カタカナ
カタカナの名前が良いと子どもたちだって簡単すぐ書けるから
014:煮
揉め事はそのまま一晩置いといて美味しい煮物なんかじゃないから
015:型
幸せはどんな型にもはまらないひとりひとりが無限の形
016:Uターン
三歩だけ離れてみたけどUターンやっぱり一番この場所がいい
017:解
あきらめたこんがらがって解けない赤い糸ならもうそれでいい
018:格差
身につけた物で格差が見えるなら何も要らない裸で生きる
019:ノート★
次のページめくる気持ちももどかしくノートなんかじゃこぼれ落ちちゃう
020:貧
貧しくてそう語るのは強いから纏う衣はこころ一枚
021:くちばし★
柿の実の熟れた色味はどこでみた名も知らぬ鳥の曲がったくちばし
022:職
なにひとつ知らなくたって働ける職場なんてどこも異世界
023:シャツ
アイロンも匂いもいつか変わってたシャツが全てを教えてくれた
024:天ぷら
使用済み天ぷら油は使えてもプルーサーマルは埋め立て前提
025:氷
頑なに閉じたこころも氷解するあなたの笑顔太陽に似て
026:コンビニ
コンビニの灯りまぶしい田舎道引き寄せられて誘蛾灯みたい
027:既
昼真っからお酒を飲んで眺めてたトラックの荷台で皆既日食
028:透明★
透明な硝子が覆って本当の世界は小さな瓶の中かも
029:くしゃくしゃ
この想いくしゃくしゃにして食べてしまえヤギのまなざし色褪せた紙
030:牛
小鳥たちひがな一日草をはむ牛の背中の骨の頂
031:てっぺん★
あの山のてっぺんから見る町が好き雲海の下そこにあなたが
032:世界
世界なんかどこかでまわっていればいいあなたがいればそれでいい
033:冠
レンゲソウ花冠にしてあげた田んぼの畦のどろんこの記憶
034:序
一晩で一喜一憂踊らされ序列なんてあの世にはない
035:ロンドン
ロンドンの風景なんか見なくていい小さなダムと棚田がいい
036:意図
差し出した手のひらの意図わかんなくてのの字を書いて握りしめた
037:藤★
藤色の袴をはいて外に出た桃の花にはちょっと気後れ
038:→
こちらへと案内されても→(やじるし)ばかり迷子になった一方通行
039:広★
広縁であなたが唄う子守小さき頃の記憶やさしく
040:すみれ
帰り道すみれがたくさん咲いてた知らせたいのは誰にだったか
041:越★
明け方のけだるい空も越えてゆけ夢を誘うベッドは遠く
042:クリック
送信をクリックすれば終わるのに下書きのまま何度も閉じて
043:係
生き物を世話する係まっぴらだだけど子どもは育っていくから
044:わさび
わざとらしくわさびが効いたと目をこすり鼻をすすった誰かのコイバナ
045:幕★
幕間に何を話せばいいのやらパンフレットも読み尽くしたし
046:常識
にっこりと微笑んでみる常識も非常識な気配に飲まれ
047:警
あの人を欲しいと言ったその夜に耳元で鳴る警告音
048:逢
出逢えればただそれだけでわかるのにそんな運命を求めてばかり
049:ソムリエ
ソムリエが供するワインなんかよりもぎたての葡萄愛を熟成
050:災
いつまでもそのままでいいの灰かぶり災難ならば逃げるが勝ちだ
051:言い訳★
言い訳に猫が出てきたら要注意犬なんかだとさらに最悪
052:縄
痴呆でも確かな手つき稲藁を撚りてつないだ縄は途切れず
053:妊娠
妊娠を喜ぶ時は一瞬で薬とともに十月を過ごす
054:首★
首塚を畏れも知らず打ち壊し墓場の上に新築が建つ
055:式
式場の段取り決める打ち合わせもうその辺でマリッジブルー
056:アドレス
アドレスを開く指先戸惑って違うメニューを開いてばかり
057:縁
この場所に縁もゆかりもないけれどどうしてなのか魂安らぐ
058:魔法
子どもたち魔法使いになりたいのそんならばあちゃんに習っておいで
059:済★
一生の決済の日に天秤で量られるのは何の重さか
060:引退★
いつまでも引退せずに現役で田んほで逝けばそれが本望
061:ピンク
ありがたくティッシュもらってしまい込むピンクチラシとかおかまいなしで
062:坂
あの坂を登っていけば逢えるのと教えられてた記憶の町で
063:ゆらり
目の前にゆらりかげろう立ち上がりいよいよきたかドッペルゲンガー
064:宮
竜宮の門ともみゆる楼門の向こうは湯殿魚は住めず
065:選挙
マニフェスト掲げた選挙過ぎ去れば熱さ忘れて銭勘定
066:角
角笛のけだるい音を聞き逃し凍える山にひとり佇む
067:フルート
フルートを走る指先目奪われたった一度の出番しくじり
068:秋刀魚★
ぴかぴかの目玉の魚買うのだと秋刀魚見るたび母の声して
069:隅
年月が経てば愛情部屋の隅自己主張する埃みたいに
070:CD
あのときは永久だとか思ってた再生できないCDみたい
071:痩
毎日の日課は痩せたその姿イメージだけで満足してる
072:瀬戸
瀬戸物の高価な茶碗ありがたく記念の日にとまた仕舞い込み
073:マスク
恐ろしいインフルエンザそれよりもマスクに慣れて化粧忘れて
074:肩
真夜中に肩の痛みで目が覚めてこれが噂の四十肩かと
075:おまけ
たこやきを買ったおまけのあめ玉をほおばりながらたこやき忘れ
076:住
住み慣れたふるさとを捨て旅に出た私の里はあなたのところ
077:屑
投げ捨てた想いはうまく屑籠にはいらないからよけい辛くて
078:アンコール★
手拍子のアンコールには応えないあるだけ全部出し切ったから
079:恥
写真とか何年たっても恥ずかしい一瞬なんか残さなくていい
080:午後
あの人が午後のお茶には呼んでねと言ったとたんに落ち着かなくて
081:早
足早に過ぎ去る君の幼児期のきらめききらり手からこぼれて
082:源
いつの日か共に行こうと桃源郷日々大切に過ごすことこそ
083:憂鬱
憂鬱を絵に描いてみてと君が言う水彩画よりペンキがいい
084:河★
沼底に河童がいると教えられ揺れる波紋も神秘の扉
085:クリスマス
豊かさを見せつけあう日かクリスマスきらめく飾りプレゼントの山
086:符
五線紙で音符が踊るそれだけよ一緒になって踊ればいいの
087:気分★
そらまめが気に入らない理由とかどうして言うのひどい気分
088:編
三つ編みをやってと頼む美しい黒髪の友を自慢し妬み
089:テスト
いたずらにテストばかりの担任の問題用紙に赤で添削
090:長(yunta)
教えには長いものには巻かれろと言うがなんとも腹立たしいし
091:冬
大好きな冬景色のある故郷(ふるさと)にもう頼るべきひともいなくて
092:夕焼け
夕焼けを見ながら歌うあの歌はつなぐ手のひら伝って届く
093:鼻
花粉症鼻水なんかと思ったらとんでもないから寝られないから
094:彼方
暗闇で彼方の光手招かれこの地上にと降り立つ理由
095:卓
円卓でわが家も等しく語らおうちゃぶ台だけはひっくり返すな
096:マイナス
これからはマイナス経済下り坂降りていく生き方を選んで
097:断
音をたて切断された回線は二度とつなげない傷を残して
098:電気
原発の世界を穢す電気より太陽と月と共に寝起きし
099:戻
戻れない消費するだけ使うだけ生み出すことを全て忘れて
100:好
今ここで生きてるあなたが好きだから終わりの日までどうぞ一緒に 続きを読む
001:笑
ひらひらとこぼれる笑顔魂の夜明けに脱いだ衣みたいに
002:一日
ジェット機と電車と船と乗り継いだって届く気がしない一日の距離
003:助
笑っちゃう内助の功だっていうのどっちが内でどっちが外よ
004:ひだまり
金木犀猫がまどろむ庭先のむしろの上でひだまり背伸び
005:調
どんぐりの屋根に落ちたる調べにはトトロじゃなくても笑顔こぼれて
006:水玉
こおろぎも揺れる葉の上水玉も飲むより先に鏡のぞいて
007:ランチ(yunta)
籾殻を集めてみればおままごと野花の色どりランチプレート
008:飾
曼珠沙華黄金の稲穂縁かざり深紅の色は祈りにも似て
009:ふわふわ
あんなにも汚れ傷つき破れてもふわふわと舞う魂の強さ
010:街
街路樹の落ち葉いつしか吹きだまりアスファルトの上山は遠くて
011:嫉妬
手のひらに残る爪痕知らないから嫉妬なんか握りつぶして
012:達
空高く達する命浄化してそしていつかは生まれ変わって
013:カタカナ
カタカナの名前が良いと子どもたちだって簡単すぐ書けるから
014:煮
揉め事はそのまま一晩置いといて美味しい煮物なんかじゃないから
015:型
幸せはどんな型にもはまらないひとりひとりが無限の形
016:Uターン
三歩だけ離れてみたけどUターンやっぱり一番この場所がいい
017:解
あきらめたこんがらがって解けない赤い糸ならもうそれでいい
018:格差
身につけた物で格差が見えるなら何も要らない裸で生きる
019:ノート★
次のページめくる気持ちももどかしくノートなんかじゃこぼれ落ちちゃう
020:貧
貧しくてそう語るのは強いから纏う衣はこころ一枚
021:くちばし★
柿の実の熟れた色味はどこでみた名も知らぬ鳥の曲がったくちばし
022:職
なにひとつ知らなくたって働ける職場なんてどこも異世界
023:シャツ
アイロンも匂いもいつか変わってたシャツが全てを教えてくれた
024:天ぷら
使用済み天ぷら油は使えてもプルーサーマルは埋め立て前提
025:氷
頑なに閉じたこころも氷解するあなたの笑顔太陽に似て
026:コンビニ
コンビニの灯りまぶしい田舎道引き寄せられて誘蛾灯みたい
027:既
昼真っからお酒を飲んで眺めてたトラックの荷台で皆既日食
028:透明★
透明な硝子が覆って本当の世界は小さな瓶の中かも
029:くしゃくしゃ
この想いくしゃくしゃにして食べてしまえヤギのまなざし色褪せた紙
030:牛
小鳥たちひがな一日草をはむ牛の背中の骨の頂
031:てっぺん★
あの山のてっぺんから見る町が好き雲海の下そこにあなたが
032:世界
世界なんかどこかでまわっていればいいあなたがいればそれでいい
033:冠
レンゲソウ花冠にしてあげた田んぼの畦のどろんこの記憶
034:序
一晩で一喜一憂踊らされ序列なんてあの世にはない
035:ロンドン
ロンドンの風景なんか見なくていい小さなダムと棚田がいい
036:意図
差し出した手のひらの意図わかんなくてのの字を書いて握りしめた
037:藤★
藤色の袴をはいて外に出た桃の花にはちょっと気後れ
038:→
こちらへと案内されても→(やじるし)ばかり迷子になった一方通行
039:広★
広縁であなたが唄う子守小さき頃の記憶やさしく
040:すみれ
帰り道すみれがたくさん咲いてた知らせたいのは誰にだったか
041:越★
明け方のけだるい空も越えてゆけ夢を誘うベッドは遠く
042:クリック
送信をクリックすれば終わるのに下書きのまま何度も閉じて
043:係
生き物を世話する係まっぴらだだけど子どもは育っていくから
044:わさび
わざとらしくわさびが効いたと目をこすり鼻をすすった誰かのコイバナ
045:幕★
幕間に何を話せばいいのやらパンフレットも読み尽くしたし
046:常識
にっこりと微笑んでみる常識も非常識な気配に飲まれ
047:警
あの人を欲しいと言ったその夜に耳元で鳴る警告音
048:逢
出逢えればただそれだけでわかるのにそんな運命を求めてばかり
049:ソムリエ
ソムリエが供するワインなんかよりもぎたての葡萄愛を熟成
050:災
いつまでもそのままでいいの灰かぶり災難ならば逃げるが勝ちだ
051:言い訳★
言い訳に猫が出てきたら要注意犬なんかだとさらに最悪
052:縄
痴呆でも確かな手つき稲藁を撚りてつないだ縄は途切れず
053:妊娠
妊娠を喜ぶ時は一瞬で薬とともに十月を過ごす
054:首★
首塚を畏れも知らず打ち壊し墓場の上に新築が建つ
055:式
式場の段取り決める打ち合わせもうその辺でマリッジブルー
056:アドレス
アドレスを開く指先戸惑って違うメニューを開いてばかり
057:縁
この場所に縁もゆかりもないけれどどうしてなのか魂安らぐ
058:魔法
子どもたち魔法使いになりたいのそんならばあちゃんに習っておいで
059:済★
一生の決済の日に天秤で量られるのは何の重さか
060:引退★
いつまでも引退せずに現役で田んほで逝けばそれが本望
061:ピンク
ありがたくティッシュもらってしまい込むピンクチラシとかおかまいなしで
062:坂
あの坂を登っていけば逢えるのと教えられてた記憶の町で
063:ゆらり
目の前にゆらりかげろう立ち上がりいよいよきたかドッペルゲンガー
064:宮
竜宮の門ともみゆる楼門の向こうは湯殿魚は住めず
065:選挙
マニフェスト掲げた選挙過ぎ去れば熱さ忘れて銭勘定
066:角
角笛のけだるい音を聞き逃し凍える山にひとり佇む
067:フルート
フルートを走る指先目奪われたった一度の出番しくじり
068:秋刀魚★
ぴかぴかの目玉の魚買うのだと秋刀魚見るたび母の声して
069:隅
年月が経てば愛情部屋の隅自己主張する埃みたいに
070:CD
あのときは永久だとか思ってた再生できないCDみたい
071:痩
毎日の日課は痩せたその姿イメージだけで満足してる
072:瀬戸
瀬戸物の高価な茶碗ありがたく記念の日にとまた仕舞い込み
073:マスク
恐ろしいインフルエンザそれよりもマスクに慣れて化粧忘れて
074:肩
真夜中に肩の痛みで目が覚めてこれが噂の四十肩かと
075:おまけ
たこやきを買ったおまけのあめ玉をほおばりながらたこやき忘れ
076:住
住み慣れたふるさとを捨て旅に出た私の里はあなたのところ
077:屑
投げ捨てた想いはうまく屑籠にはいらないからよけい辛くて
078:アンコール★
手拍子のアンコールには応えないあるだけ全部出し切ったから
079:恥
写真とか何年たっても恥ずかしい一瞬なんか残さなくていい
080:午後
あの人が午後のお茶には呼んでねと言ったとたんに落ち着かなくて
081:早
足早に過ぎ去る君の幼児期のきらめききらり手からこぼれて
082:源
いつの日か共に行こうと桃源郷日々大切に過ごすことこそ
083:憂鬱
憂鬱を絵に描いてみてと君が言う水彩画よりペンキがいい
084:河★
沼底に河童がいると教えられ揺れる波紋も神秘の扉
085:クリスマス
豊かさを見せつけあう日かクリスマスきらめく飾りプレゼントの山
086:符
五線紙で音符が踊るそれだけよ一緒になって踊ればいいの
087:気分★
そらまめが気に入らない理由とかどうして言うのひどい気分
088:編
三つ編みをやってと頼む美しい黒髪の友を自慢し妬み
089:テスト
いたずらにテストばかりの担任の問題用紙に赤で添削
090:長(yunta)
教えには長いものには巻かれろと言うがなんとも腹立たしいし
091:冬
大好きな冬景色のある故郷(ふるさと)にもう頼るべきひともいなくて
092:夕焼け
夕焼けを見ながら歌うあの歌はつなぐ手のひら伝って届く
093:鼻
花粉症鼻水なんかと思ったらとんでもないから寝られないから
094:彼方
暗闇で彼方の光手招かれこの地上にと降り立つ理由
095:卓
円卓でわが家も等しく語らおうちゃぶ台だけはひっくり返すな
096:マイナス
これからはマイナス経済下り坂降りていく生き方を選んで
097:断
音をたて切断された回線は二度とつなげない傷を残して
098:電気
原発の世界を穢す電気より太陽と月と共に寝起きし
099:戻
戻れない消費するだけ使うだけ生み出すことを全て忘れて
100:好
今ここで生きてるあなたが好きだから終わりの日までどうぞ一緒に 続きを読む